障害者手帳所持者の日記

長崎の30代男性。障害者手帳を所持しています。Excelの資格あり。実績はAmazon販売から、ホームページ作成やブログ更新など。プログラミング勉強中。CMSはワードプレスなど。お客様にワードやエクセルを教えていました。いいね、読者登録、コメント、ブックマーク自由。

心臓病、そして

更新しました。

昔、出版社に本の依頼を頼んだことがあった。
出版社が言うには「このままじゃ売れないですよ」、という厳しい結果だ。出版社は私の原稿をみてこう答えた。
「あなたは心臓病を話題にすれば出版できますよ」
と。
確かにそうだろう。
だが、当初、心臓病を世間から隠したかった私は激しく動揺した。
出版すれば心臓病ということがばれてしまう。
記憶力が取り柄とはいえ、心臓病を出版するのは恥ずかしい。
私は出版社にノーの返事を出した。
あの時断っていなければ、私は作家の仲間入りをしていたかもしれない。
しかしだ、人の病気で飯を食うとはどんな気分だろうな。「心臓病の話だと売れる」
と聞いた時、私は愕然となった。
その編集部は、書いた文を評価せず、私が心臓病ということだけを見据えたのである。
それは編集部としては賢い選択肢だったのだろう。私は、心臓病という物を題材にしたくなかったのだ。
私はチャンスを失った。「心臓病の話を書くなら出版してもいい」という、半ば脅迫に似た提案を感じた。
私は、書いていたファンタジー系の小説をあきらめた。
そしてそれと同時に「心臓病」という肩書きをアピールするようになった。
心臓病の本であれば、ある層は買ってくれるかもしれない。私の心臓病の人生はそんな安いものではない。
私の生活に何十万とかかっているのだ。私は心臓病を隠すことを止め、世間に公にすることを決めた。